『nyx』第5号刊行予告

8月末本出来予定、9月上旬から流通開始予定となります。

『nyx』第5号 書誌情報


【第一特集「聖なるもの」 主幹:江川純一×佐々木雄大】佐々木雄大 序文「〈聖なるもの〉のためのプロレゴメナ

江川純一×佐々木雄大 対談「〈聖なるもの〉と私たちの生」

馬場真理子「空虚な「聖なるもの」」
原俊介「オットーの聖なるものと魂の根底(Fundus Animae, Seelengrund)――ドイツ神秘主義と近代認識論(心理学・論理学・美学)の系譜から」
江川純一「ペッタッツォーニの「サクロロジア」」
佐々木雄大「堕天使と悪魔の諍い――カイヨワとバタイユとの〈聖なるもの〉の差異」

ミルチャ・エリアーデ、奥山史亮 訳「原始神話体系」
奥山史亮「原始神話体系」解題

溝口大助「聖なるものと事物――デュルケム学派における聖なるもの」
橋本一径「イメージと聖なるもの」
藤井修平「宗教認知科学CSR)における脱神秘化された「聖なるもの」」

ドミニク・ヨーニャ=プラット、小藤朋保 訳「聖――形容語から実詞」
ダニエル・エルビュ゠レジェ、田中浩喜 訳「社会学者と聖なるもの」
鶴岡賀雄「「聖なる(もの)」という言葉を使うために」

鴻池朋子×江川純一 対談「アート・魔法/呪術」

【第二特集「革命」 主幹:斎藤幸平】
深井智朗「宗教改革は「革命」なのか」
鳴子博子「ルソーの革命とフランス革命――暴力と道徳の関係をめぐって」
石川敬史「収斂としてのアメリカ革命」
斎藤幸平「革命と民主主義――マルクス対ポスト・マルクス主義
塩川伸明「ポスト社会主義の時代にロシア革命ソ連を考える」
酒井隆史「各人はその能力に応じて、各人にはその必要に応じて――コミュニズムはなぜ「基盤的」なのか?

マルクス・ガブリエル来日関連記事】
千葉雅也×マルクス・ガブリエル 対談 「新実在論」「思弁的実在論」の動向をめぐって
マルクス・ガブリエル、加藤紫苑 訳 「なぜ世界は存在しないのか――意味の場の存在論と無世界観」

【単発記事】
飯田賢穂 レポート「なぜ、哲学なのか? 発言する哲学、越境する哲学」