【書評】「客観的な真理に向かって ――相対主義/構築主義について論じる上での必読書」(評者:山名諒)

Paul Boghossian "Fear of Knowledge: Against Relativism and Constructivism" 本書の著者ポール・ボゴジアンは、現代認識論において大きな影響力をもつ哲学者の一人である。ボゴジアンが本書で目指すのは、副題にあるように、相対主義と構築主義の批判であ…

12/19(土)BOOK LOVER’S HOLIDAY in 下北沢 BONUS TRACK 出店

下北沢のステキプレイス、BONUS TRACK にて 12月19日(土)開催の本のマーケット BOOK LOVER’S HOLIDAY に出店いたします! 日時 12/19(日)12:00〜18:00 場所 BONUS TRACK ▼地図リンク www.google.com そして!今回、マルジナリア書店ブースには ステキなゲ…

『猫のミーラ』展示のお知らせ

ネコへの慈しみ、フリーダ・カーロへのオマージュが交差する美しい絵本、『猫のミーラ』。 冬の原画展巡回を開始します! 大阪 12月9日-1月11日 スタンダードブックストア 東京 1月15日-2月15日 NENOi 広島 2月18日-3月7日 羅秀夢 (ラシューム) 岩手 3月13日…

GACCOH全国出張版 東京編 「やっぱり知りたい!西周」 ふりかえり座談会

石井雅巳(いしい・まさみ) 津和野町町長付/講座コーディネーター小林えみ(こばやし・えみ) よはく舎代表太田陽博(おおた・あきひろ)GACCOH代表 ※この記事はGACCOHのnote掲載記事と同じ内容です ※関連記事 2017/09/17【やっぱり知りたい!西周】ナビゲ…

よはく舎 ロゴマーク公開

〔2020/08/31 13:01 に別媒体で発表した記事を転載しております〕 よはく舎のロゴをデザイナーの平山みな美さんに作成していただきました。社名の由来、またロゴマークのなりたちを記します。 よはく(余白) よはく舎の「よはく」は「余白」です。英語では…

よはく舎newsまとめ(2017~2020年)

よはく舎の2017~2020年の活動をまとめています。 *2020/12/01 【新規事業】マルジナリア書店(分倍河原)をプレオープン *2020/11/22 【司会】小林えみ/オンライン開催・図書館総合展おまけ会 *2020/11/20 【ゲスト講義】小林えみ/専修大学教養科目「…

学術翻訳書の翻訳のあり方について(朱喜哲氏によるツイート転載)

2020年10月にロバート・ブランダム『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(上・下、勁草書房)を共訳された朱喜哲(ちゅ・ひちょる)さんが、学術翻訳について2020年10月24日にツイートをされました。学術翻訳の翻訳の進行についてなど、多く…

第41回「石橋湛山賞」受賞 山本章子氏インタビュー

2020年9月25日に発表された第41回「石橋湛山賞」を『日米地位協定――在日米軍と「同盟」の70年』(中央公論新社、2019 年5月刊)で受賞された琉球大学人文社会学部准教授・山本章子さんにメールでのインタビューを行いました。(インタビュー収録:2020年9月3…

#NYNJ本 の推薦!

2020年9月発売の『NO YOUTH NO JAPAN』vol.1に頂いた推薦やご感想をご紹介します!まだお読みではない方はぜひ全国の書店さんでお求めください。(書店店頭にない場合も「版元在庫はある」のでご注文可能です!)NO YOUTH NO JAPANは若者向けメディアのある…

9月27日10:30~本のまち八戸ブックフェスミニにて『猫のミーラ』を紹介!

年に一度の「本のまち八戸ブックフェス」。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を行いながら、9月27日に規模を縮小、「本のまち八戸ブックフェスミニ 2020」として開催されます。その配信トークイベントにて、よはく舎『猫のミーラ』について…

書籍即売会《We love 藤原印刷!》 in よはく舎 開催のお知らせ

追記:☆効果のある/なしの境界線 のミニ展示を行います! 今年、2020年1月に藤原印刷さんが平和紙業さんのギャラリーで開催して大盛況となった、「功かのある/なしの境界線」展。こちらの縮小版展示です。見逃した方はぜひ!☆束見本の販売も行います! さま…

井上奈奈『猫のミーラ』 重版/刊行版元移籍のお知らせ

本と、ネコを愛するすべての人に捧げられた絵本『猫のミーラ』が、2月22日の刊行からみなさまの応援によって、重版となりました。また、この重版以降、刊行版元を堀之内出版から、よはく舎へ移籍いたします。猫のミーラ(通常版)978-4-910327-00-6(よはく…

【トークイベント2/28】ポピュリズムか、社会運動か 山本圭×斎藤幸平

『nyx』4号にご寄稿頂いた山本圭さんの単著『アンタゴニズムス:ポピュリズム〈以後〉の民主主義』刊行を記念し、『大洪水の前に』の斎藤幸平さんとトークイベントが開催されます。2020年2月28日(金) 18:30~ 20:00共和国『アンタゴニズムス』刊行記念ポ…

板東洋介氏第41回サントリー学芸賞〔思想・歴史部門〕受賞記念公開「江戸の情炎―近世日本における「恋」の諸相」(『nyx』2号第二特集「恋愛論」より)

板東洋介さんが第41回 サントリー学芸賞〔思想・歴史部門〕を『徂徠学派から国学へ―表現する人間』(ぺりかん社)で受賞されました。その受賞を祝し、『nyx(ニュクス)』は第二号にご寄稿頂いた論稿「江戸の情炎 ― 近世日本における「恋」の諸相」をご本人…

historicalmaterialismとドイッチャー記念賞

11月8日にロンドンのSOAS(東洋アフリカ研究学院)で『大洪水の前に』斎藤幸平さんのドイッチャー記念賞(Deutscher Memorial Prize)受賞記念講演です。ドイッチャー記念賞は過去にデヴィッド・ハーヴェイやエリック・ホブズボーム、テリー・イーグルトン、…

国際カンファレンス"nature, technology, metaphysics"開催

019年6月6~7日、ボン大学においてマルクス・ガブリエル氏がディレクターをつとめる the International Centre for Philosophy NRW(ノルトライン=ヴェストファーレン州 国際哲学センター)主催の国際カンファレンス"nature, technology, metaphysics"が開…

斎藤幸平氏ドイッチャー記念賞受賞御祝・コメント

『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』は斎藤幸平氏の»Karl Marx's Ecosocialism: Capitalism, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy«, Monthly Review Press, 2017 の邦訳増補改訂版です。同書はマルクス生誕200周年である2018年…

#nyx5号 第一特集「聖なるもの」合評会開催のお知らせ

日時 12月1日(土)10:00-12:05会場 東大本郷キャンパス法文一号館215教室入場無料・事前申込不要プログラム趣旨説明コメント:飯島孝良氏(親鸞仏教センター) レスポンスコメント:藁科智恵氏(東京外国語大学) レスポンス(休憩 10分)コメント:佐藤啓…

《イベント》 大阪市立大学 #Marx200 記念シンポジウム

マルクス生誕200周年を記念したシンポジウムが開催されます。日程 2018年11月24日(土)時間 14~18時会場 大阪市立大学学情センター1階文化交流室(アクセスマップ、住所:〒558-8585大阪市住吉区杉本 3-3-138、最寄り駅:JR「杉本駅」より徒歩約5分、地下…

#nyx5号 第一特集「聖なるもの」のためのブックリスト

『nyx』第5号「聖なるもの」特集の関連書ブックリストです。本特集を読む前/読んだ後の勉強や、また書店さんのフェアや関連書を並べるご参考としてご活用ください。(選書:佐々木雄大)◆ 入門――〈聖なるもの〉について簡単に知るための入門書1.ジャン=ジャ…

#nyx5号 第二特集「革命」主旨文公開

「政治」という言葉で、何を思い浮かべるだろうか? 民主主義、選挙、国会、デモ……かつては、そのリストのなかに間違いなく「革命」も含まれたにちがいない。だが近年、政治と革命が正面から論じられることは稀になっている。じっさい、昨年はロシア革命一〇…

#nyx5号 第一特集「聖なるもの」主旨文公開

宗教の本質、世俗を超越した次元、人間の生における至上の価値、いわく言いがたい深遠にして崇高なもの―、ひとはおよそこれらのものを〈聖なるもの〉と呼ぶ。 〈聖なるもの〉(the sacred, le sacré, das Heilige)とは「聖なる」を意味する形容詞sacred, sa…

『nyx』第5号刊行予告

8月末本出来予定、9月上旬から流通開始予定となります。『nyx』第5号 書誌情報【第一特集「聖なるもの」 主幹:江川純一×佐々木雄大】佐々木雄大 序文「〈聖なるもの〉のためのプロレゴメナ」江川純一×佐々木雄大 対談「〈聖なるもの〉と私たちの生」馬場真…

大学・大学院からの留学/河南瑠莉氏/海外進学のススメ

河南瑠莉さんは、現在ベルリン・フンボルト大学の文化科学研究科修士課程に在籍されています。1990年東京生まれで、早稲田大学、ベルリン自由大学で政治経済学・文化政策を学んだ後、現在に至ります。博士課程からの留学などは研究者でよくみられるキャリア…

マルクス・ガブリエル氏来日関連記事一覧 #Gabriel2018Japan

2018年来日時のガブリエル氏関連記事です。リンクは各社の都合できれることがありますのでご了承下さいませ。「哲学者が語る民主主義の「限界」 ガブリエル×國分対談」『朝日新聞』、2018年6月20日、國分功一郎氏との対談、通訳:斎藤幸平(紙面掲載は6月29…

《イベント》資本主義の比較史(10/6開催)

山本浩司さんの著書 "Taming Capitalism before its Triumph"刊行を記念し、その著書関連のシンポジウムが開催されます。Political Economy Tokyo Seminar資本主義の比較史――Yamamoto, 2018 Taming Capitalism before its Triumph をめぐって日程 2018年10月…

#DerridaToday2018 リポート/吉松覚氏/若手研究者が国際カンファレンスに参加する意義2

カナダのモントリオールでカンファレンス「6th Derrida Today Conference 2018 – CFP」が2018年5月23~26日に開催されました。翻訳『ラディカル無神論 デリダと生の時間』(法政大学出版局』などでご活躍の研究者、吉松覚さんにカンファレンスの様子とご自身…

#Marx200 リポート/江原慶氏/若手研究者が国際カンファレンスに参加する意義

ドイツでマルクス生誕200年を記念したカンファレンス「MARX200: Politics - Theory - Socialism」が開催されました。単著『資本主義的市場と恐慌の理論』(日本経済評論社)を4月に上梓されたばかりの若手研究者、江原慶さんにカンファレンスの様子とご自身…

マルクス生誕200周年コメント集「いま、マルクスを読む意味」(3) #Marx200

掲載は氏名の50音順です。編集者 林 陽一(はやし・よういち)「今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」。あまりにも有名なこの句から始まる『共産党宣言』を著したとき、マルクスは29歳、エングルスは27歳の若者であった。歴史や社会の仕…

マルクス生誕200周年コメント集「いま、マルクスを読む意味」(2) #Marx200

掲載は氏名の50音順です。 大阪市立大学准教授 斎藤幸平(さいとう・こうへい) 高校生の頃、受験勉強をして大学に入って4年のモラトリアム期間を過ごした後に、どこかの企業で65歳まで働くという目の前に敷かれたレールに漠然と違和感を抱いていた。とはい…