2018-01-01から1年間の記事一覧

#nyx5号 第一特集「聖なるもの」合評会開催のお知らせ

日時 12月1日(土)10:00-12:05会場 東大本郷キャンパス法文一号館215教室入場無料・事前申込不要プログラム趣旨説明コメント:飯島孝良氏(親鸞仏教センター) レスポンスコメント:藁科智恵氏(東京外国語大学) レスポンス(休憩 10分)コメント:佐藤啓…

《イベント》 大阪市立大学 #Marx200 記念シンポジウム

マルクス生誕200周年を記念したシンポジウムが開催されます。日程 2018年11月24日(土)時間 14~18時会場 大阪市立大学学情センター1階文化交流室(アクセスマップ、住所:〒558-8585大阪市住吉区杉本 3-3-138、最寄り駅:JR「杉本駅」より徒歩約5分、地下…

#nyx5号 第一特集「聖なるもの」のためのブックリスト

『nyx』第5号「聖なるもの」特集の関連書ブックリストです。本特集を読む前/読んだ後の勉強や、また書店さんのフェアや関連書を並べるご参考としてご活用ください。(選書:佐々木雄大)◆ 入門――〈聖なるもの〉について簡単に知るための入門書1.ジャン=ジャ…

#nyx5号 第二特集「革命」主旨文公開

「政治」という言葉で、何を思い浮かべるだろうか? 民主主義、選挙、国会、デモ……かつては、そのリストのなかに間違いなく「革命」も含まれたにちがいない。だが近年、政治と革命が正面から論じられることは稀になっている。じっさい、昨年はロシア革命一〇…

#nyx5号 第一特集「聖なるもの」主旨文公開

宗教の本質、世俗を超越した次元、人間の生における至上の価値、いわく言いがたい深遠にして崇高なもの―、ひとはおよそこれらのものを〈聖なるもの〉と呼ぶ。 〈聖なるもの〉(the sacred, le sacré, das Heilige)とは「聖なる」を意味する形容詞sacred, sa…

『nyx』第5号刊行予告

8月末本出来予定、9月上旬から流通開始予定となります。『nyx』第5号 書誌情報【第一特集「聖なるもの」 主幹:江川純一×佐々木雄大】佐々木雄大 序文「〈聖なるもの〉のためのプロレゴメナ」江川純一×佐々木雄大 対談「〈聖なるもの〉と私たちの生」馬場真…

大学・大学院からの留学/河南瑠莉氏/海外進学のススメ

河南瑠莉さんは、現在ベルリン・フンボルト大学の文化科学研究科修士課程に在籍されています。1990年東京生まれで、早稲田大学、ベルリン自由大学で政治経済学・文化政策を学んだ後、現在に至ります。博士課程からの留学などは研究者でよくみられるキャリア…

マルクス・ガブリエル氏来日関連記事一覧 #Gabriel2018Japan

2018年来日時のガブリエル氏関連記事です。リンクは各社の都合できれることがありますのでご了承下さいませ。「哲学者が語る民主主義の「限界」 ガブリエル×國分対談」『朝日新聞』、2018年6月20日、國分功一郎氏との対談、通訳:斎藤幸平(紙面掲載は6月29…

《イベント》資本主義の比較史(10/6開催)

山本浩司さんの著書 "Taming Capitalism before its Triumph"刊行を記念し、その著書関連のシンポジウムが開催されます。Political Economy Tokyo Seminar資本主義の比較史――Yamamoto, 2018 Taming Capitalism before its Triumph をめぐって日程 2018年10月…

#DerridaToday2018 リポート/吉松覚氏/若手研究者が国際カンファレンスに参加する意義2

カナダのモントリオールでカンファレンス「6th Derrida Today Conference 2018 – CFP」が2018年5月23~26日に開催されました。翻訳『ラディカル無神論 デリダと生の時間』(法政大学出版局』などでご活躍の研究者、吉松覚さんにカンファレンスの様子とご自身…

#Marx200 リポート/江原慶氏/若手研究者が国際カンファレンスに参加する意義

ドイツでマルクス生誕200年を記念したカンファレンス「MARX200: Politics - Theory - Socialism」が開催されました。単著『資本主義的市場と恐慌の理論』(日本経済評論社)を4月に上梓されたばかりの若手研究者、江原慶さんにカンファレンスの様子とご自身…

マルクス生誕200周年コメント集「いま、マルクスを読む意味」(3) #Marx200

掲載は氏名の50音順です。編集者 林 陽一(はやし・よういち)「今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」。あまりにも有名なこの句から始まる『共産党宣言』を著したとき、マルクスは29歳、エングルスは27歳の若者であった。歴史や社会の仕…

マルクス生誕200周年コメント集「いま、マルクスを読む意味」(2) #Marx200

掲載は氏名の50音順です。 大阪市立大学准教授 斎藤幸平(さいとう・こうへい) 高校生の頃、受験勉強をして大学に入って4年のモラトリアム期間を過ごした後に、どこかの企業で65歳まで働くという目の前に敷かれたレールに漠然と違和感を抱いていた。とはい…

マルクス生誕200周年コメント集「いま、マルクスを読む意味」(1) #Marx200

掲載は氏名の50音順です。 くまざわ書店ペリエ千葉本店 磯前大地(いそまえ・だいち) 現実変革の可能性ゆえ、政治的な党派性との混同のなか、「思想そのものの可能性」が考察されにくくなったマルクスの思想。 その最大の原因の一つとして、マルクスの同伴…

マルクス生誕200周年記念 斎藤幸平氏インタビュー「世界のマルクスの読まれ方」

2018年5月5日はカール・マルクス生誕200年の記念日です。世界各地での盛り上がりについて斎藤幸平氏に話をお伺いしました。斎藤幸平 1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科・経済学部准教授。TwitterID @koheisaito0131—昨年は、資本論(初版)刊行1…